キリギリスの飼育箱


2011/06/05
キリギリス 飼育箱
P0409
以下は個別に飼育する場合の飼育箱である。 キリギリスが幼虫のうちは 大きな飼育箱 で5〜6匹程度を一緒に飼育できる。成虫になって産卵させるときには 産卵用に飼育箱 を模様替えして個別の飼育箱からオスとメスを移動して一緒に飼育する。

写真は100円ショップで市販されている9cm(縦)×11cm(横)×9cm(高さ)の飼育箱である。キリギリスは上に行く習性があるので飼育箱を縦におくと入口が側面にくるので入口を開けても出てくることがないので、写真のように高さが高くなるように縦置きで使うと便利である。
脱皮の場所として、天井に金網をはり飼育箱の蓋から金網に向かって竹串を6本並べてさすように改良した。

孵化したばかりは大きな飼育箱に5〜6匹づつ飼育していたが4齢を過ぎると縄張り争いが激しくなり触角でお互いを威嚇するようになる。

大きな飼育箱では光の当たりかたや木の位置など気にいる場所が同じようで場所の取り合いをする。ミルワームを与えているので共食いはしないが脱皮を失敗するケースが出てきた。

今年も4齢を過ぎたので個別に飼育することにした。飼育箱は市販されているものを少し改良して使用する。改良のポイントはいかに脱皮を上手くできように場所を作るかがポイントになる。改良点は天井に竹串を6本並べてさし、竹串の太さも直径2mmを3本、直径3mmを3本にした。さらに枯れた小枝を飼育箱の高さに合わせてセットした。
・飼育箱を並べた状態
https://キリギリス.jp/408.html
・脱皮用の枯れた小枝
https://キリギリス.jp/406.html
https://キリギリス.jp/407.html

18匹をこの飼育箱に個別に入れた。入れて分かったことだがどのキリギリスも同じ場所にポジションどりをする。写真の飼育箱の位置だとの上の左隅にいる。このように好きな場所が同じなので大部屋だと威嚇しあうことになる。

餌はミルワームとニンジンをやることにした。
・餌についてはこちら
https://キリギリス.jp/286.html

キリギリスは良く水を飲むので1日2回飼育箱に霧吹きで霧を吹いてやる。良くいる場所は決まってくるのでその位置に吹いてやる。数日家を空けるときにはペットボトルのふたに脱脂綿に水を浸して置いておくと良い。エサは切らしても水は必ず与える。

2011年6月5日22時(追記)
それぞれの固体の管理番号としてNO.101からNO.118とした。NO.101はヒガシキリギリスでその他の17匹はニシキリギリスである。
17時に大部屋から小部屋に移動を完了した。完了後、17時28分にNO.105、19時20分にNO.116が脱皮をした。両方とも天井に張っ竹串を使って完璧に脱皮を完了した。大部屋だと敵が多いので脱皮ができないでいたためと思う。

2011年6月11日(追記)
その後も何匹か脱皮をしたが全て竹串を使って脱皮を成功させた。飼育箱の改良は成功だった。ポイントは竹串を6本にしたことである。

餌換えを手際よくやるために次の方法でやることにした。
https://キリギリス.jp/419.html

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