キリギリスの飼育 キリギリス.jp
2010/08/03
キリギリス 飼い方 2010年 ![]()
2010年5月8日から始まったニシキリギリスの飼い方についてまとめた。
孵化したときは大きな飼育箱に複数のキリギリスを入れていたが、3齢になって共食いするようになったので、5月31日に自作したペットボトル飼育箱で個別に飼育するようにした。さらに、観察および管理しやすいように、6月10日からキリギリスに通し番号(NO.01から順に)を付けた。この写真は7月22日に撮影したNO.28の最終齢(羽化直前)のオス(♂)のニシキリギリスである。 ■キリギリスの飼育箱について →https://キリギリス.jp/285.html ■キリギリスの餌について →https://キリギリス.jp/286.html ■キリギリスの孵化から羽化まで キリギリスは孵化してから脱皮を繰り返し成虫になる。 ・孵化の様子 →https://キリギリス.jp/207.html →https://キリギリス.jp/214.html ・脱皮の様子 →https://キリギリス.jp/264.html ・羽化の様子 →https://キリギリス.jp/281.html ■キリギリスの脱皮について 脱皮の回数は6回から8回で固体によって異なる。孵化したキリギリスを1齢といい、その後、脱皮をする度に2齢、3齢になる。ニシキリギリスの大きさと経過日数は、おおむね以下のようになる。 1齢 04mm〜06mm(孵化) 2齢 07mm〜12mm(1齢から約10日) 3齢 11mm〜18mm(2齢から約10日) 4齢 15mm〜22mm(3齢から約10日) 5齢 20mm〜27mm(4齢から約7日) 6齢 23mm〜30mm(5齢から約10日、羽化して成虫になることがある) 7齢 30mm〜35mm(6齢から約10日、羽化して成虫になることがある) 8齢 28mm〜40mm(7齢から約10日、羽化して成虫になる) →https://キリギリス.jp/278.html 飼育した経験から、キリギリスは体が大きくなるから脱皮するのではなく10日間くらい経つと体が小さくても脱皮するようである。 →https://キリギリス.jp/254.html 脱皮前後の1日は餌を食べないが、逆に前後の数日は大量に餌を食べる傾向がある(以下のミールワームの捕食数の記録でわかる)。 ・6齢で成虫になった例(NO.24) →https://キリギリス.jp/338.html ・8齢で成虫になった例(NO.05) →https://キリギリス.jp/357.html ■雌雄(♀♂)の見分け方 キリギリスは尾の部分に産卵管があるものがメスである。4齢で判別ができるようになる。産卵管がメスの大きな特徴のひとつである。オスは羽化して数日たつと翅を擦り合わせることで鳴くようになる。 ・メス♀→https://キリギリス.jp/301.html ・オス♂→https://キリギリス.jp/306.html ■キリギリスのオス♂の初鳴き 羽化してから4日から1週間で鳴くようになる。最初は「ギー」としか鳴かないが、数時間もすると「チョン」が入るようになり、鳴きはじめてから半日もする「ギーチョン ![]() ![]() →https://キリギリス.jp/280.html ■キリギリスの交尾 大きな飼育箱に土(昆虫マット)を10cm程度いれ、オス2匹とメス2匹を一緒にする。 →https://キリギリス.jp/363.html ・交尾中のオスとメス →https://キリギリス.jp/209.html ・交尾したメスは尻尾に精球を付ける → https://キリギリス.jp/364.html ■キリギリスの卵 11月に昆虫マットに産卵された卵を採取して、脱脂綿を敷いた容器に並べて管理した。 → https://キリギリス.jp/367.html ■キリギリスの越冬 多くのキリギリスは、11月くらいに死んだ。しかし、NO24のオスのキリギリスは年を越して2011年2月7日まで生きていた。 ・NO24のキリギリスの飼育記録 →https://キリギリス.jp/338.html ・NO24の2011年1月1日 →https://キリギリス.jp/366.html ★キリギリスのTOPへ戻る → https://キリギリス.jp/ 本サイトはリンクフリーです。 リンクするときは <a href="http://XN--NCKC7A0OB.JP/">キリギリス.jp</a> でリンクしてください。
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